南米アルゼンチンで愛される伝統的な健康ドリンク「マテ茶」。
「飲むサラダ」と呼ばれるマテ茶は、最近では、日本でもその健康効果が注目され、多くの人々に愛飲されるようになってきました。
今回は、マテ茶の魅力と効果についてご紹介します。
マテ茶とは?
マテ茶は、南アメリカ原産のイェルバ・マテの葉を乾燥させたものを、お湯で煮出して飲む飲み物です。
アルゼンチンやウルグアイなどの南アメリカ諸国で広く飲まれており、日本でも健康飲料として人気があります。
マテ茶は、一般的には特殊な茶器「カラバサ」を使って、葉を入れたカラバサに熱湯を注いで飲みます。
カラバサは、南アメリカ原産のカボチャのような形をした茶器で、蓋のついた穴のあるストロー「ボンビージャ」を使って飲みます。
カラバサとボンビージャを使うことで、茶葉を再利用しながら、濃い味わいのマテ茶を楽しむことができます
マテ茶の魅力
美味しさ
まず、マテ茶の魅力として挙げられるのは、その美味しさです。
苦味や渋みがありながら、さわやかな甘みがあるのが特徴です。
また、カフェインやテアニンを含んでいるため、リラックス効果も期待できます。
そのため、仕事の合間や勉強の合間に飲むことで、集中力をアップさせることができます。
さまざまな健康効果
マテ茶にはビタミン、ミネラル、アミノ酸、ポリフェノールなど多彩な栄養素が含まれていて、体に様々な効果があります。
以下に、マテ茶の代表的な栄養素とその量を具体的な数字(1杯(約240ml)あたり)で紹介します。
・カフェイン:約30〜50mg
・ポリフェノール:約200〜400mg
・アミノ酸:約200〜300mg
・カルシウム:約20〜30mg
・マグネシウム:約10〜20mg
・カリウム:約20〜30mg
・ビタミンC:約50〜100mg
これらの栄養素は、マテ茶が持つ様々な健康効果につながっています。
例えば、カフェイン・テオフィリンは、脳や神経系の活性化、脂肪燃焼促進、抗炎症作用などがあります。
また、ポリフェノールは強い抗酸化作用を持ち、老化や疾患の予防にも効果があるとされています。
アミノ酸やミネラルは疲労回復や免疫力アップに役立ちます。
ビタミンCは、熱に強いため、お湯で抽出する際にも失われにくく、生で食べる果物よりも吸収率が高いとされています。そのため、マテ茶はビタミンCの補給にも効果的な飲み物として知られています。
以上のように、マテ茶には多彩な栄養素が含まれ、健康効果が期待できることが分かります。
おしゃれ
Embed from Getty Images有名人でもマテ茶を愛飲している人が多く、
アルゼンチン出身のサッカー選手「リオネル・メッシ」や、
ハリウッドスターの「レオナルド・ディカプリオ」などが愛飲していることでも有名です。
彼らは、マテ茶の効果によって、忙しいスケジュールや肉体的な疲れに打ち勝つことができていると言われています。
世界の大スターと同じ飲み物を飲んでいるだけで、なんだかおしゃれになった気分になれます(笑)
マテ茶の作り方
マテ茶の作り方は以下の通りです。
材料:
- マテ茶葉 15g
- 熱湯 500ml
- カラバサ
- ボンビージャ
作り方:
- カラバサにマテ茶葉を入れ、軽く傾けて茶葉を底に寄せます。
- 熱湯をカラバサに注ぎ、30秒ほど置いてマテ茶葉を膨らませます。
- ボンビージャをカラバサに差し込み、カラバサの底に近い部分まで差し込みます。
- ボンビージャを傾け、茶葉がつまらないように口元を掃除します。
- ボンビージャを立て、最初は小さな一口から飲んで、徐々に量を増やします。
上記の方法で作ると、最初は苦味が強く感じられるかもしれませんが、2杯目以降は慣れてくると思います。
また、同じ茶葉で何度か繰り返し作れるので、熱湯を注ぎ直して何度も飲むことができます。
カラバサやボンビージャは、日本でもオンラインショップなどで購入することができます。
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ぜひ普段の生活にマテ茶を取り入れて、健康とスター気分を手に入れてみてはいかがでしょうか?